双頭の悪魔×文庫ポーチ
「双頭の悪魔」読了。
ものすごく長い(多分通常の文庫の三倍くらい)ですが、一気に読めました。やおい的には先輩&女子チーム、アリス&男子チームに分かれてしまったので、イマイチ美味しくないというのか…。でも同年代の子とワイワイやっている学生アリスくんは可愛かったです。
一気に読めたとはいえ長いことは長いので、最初の方の時系列(の記憶)が怪しくなってきます。あれ、郵便の集配は橋が落ちる前だったっけ…? みたいな。動機がやや弱くトリックが凝りすぎて現実味がない(私が犯人だったらそんな余計な真似はしない)みたいなところはありますが、本格推理物というより青春小説物として楽しむのが本筋じゃないかと思います。キャラも可愛いし、学生っぽい風俗とか心理とかが、なんか甘酸っぱい感じでいいですよ。
有栖川先生はトリックを先に考えるような節があるので、どうしても動機が弱くなるんですが、もうちょっとこう、「そりゃ私でもきっと殺すよ…」みたいな動機があれば、万人にオススメするんですけどねえ…。でも多分学生シリーズ、小説家シリーズよりはオススメな感じがします。小説家シリーズは、やおい萌え目当ての人以外には薦められない感じが…。
つまり、なんというか学生シリーズ=ミステリ風味の青春小説、小説家シリーズ=ミステリ風味のBL小説、みたいな。私は嫌いじゃないですけどね。むしろ好きですけどね。
とりあえず学生シリーズはこれを最後にしばらく出ていないみたいなんですが、先生書く気はあるみたいなので、のんびり気長に続刊を待つ所存です。
ところで文庫ポーチに応募したいのに読みたい本がない…と言っていた角川のフェアですが、12月の新刊も対象になったようです。うまい具合に買いたい本が複数あった!
「バッテリー4」、御手洗シリーズ「セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴」、「何はさておき」(ナンシー関)をゲット。とりあえず軍曹のポーチを申し込みましたが、あと一冊何か買わないと…。※アマゾンのリンク貼ってありますけど、ここはキャンペーン用の帯がついてくるかどうかわからないので、店頭で確認するのがオススメ。
しかしよほど応募が少ないのか、期間も2/24まで延長になったし、対象文庫もこっそり増えてます。まあ来月の新刊でも狙うか…。

















