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May 29, 2007

後巷説百物語×アニメ新番組の13

後巷説百物語」読了。あっちのシリーズと違ってこっちにはそんなに萌えてないので、文庫落ちを待っての拝読です。直木賞作品ですが、シリーズの三作目なのでどうせなら最初のにあげればいいのに…と思いました。まあ、短編集なのでここから読んでもそれほど不自由はないですが。これを読んでから遡って読んでも、逆に面白いかも。
旧幕時代に又市さんら必殺仕事人たちと数々の冒険をともにした百介さんも、明治を迎えてすでに老い、近所の若者に昔の冒険譚を語る…という形式になってます。でも、語り口は変わってますが内容は一緒です。悪いことやマズイことになっている事態を、妖怪とかの仕業に見せかけて片付けるという必殺シリーズ。しかし内容は同じでも、形式が変わるだけでかなり変化があって、新鮮な感じがします。シリーズがマンネリしてきたらこの手を使うといいかもしれません。
思い出語りなのでややロマンチックに偏りがちというか、最後の演出はちょっと照れましたが、あれくらいで照れているから私は読者アピールが足りないのだなと思いました。いつか機会があったら、思いっきりやろうかと思います。
文章は非常に読みやすいというか、朗読したら多分かなりテンポがいいだろうと思う文章です。参考にすべきかと思いました。話は完全にラノベだと思うのですが、いわゆる一般のラノベレーベルで出ている物を読むより、物語の作り方とか見せ方とかアピール方法とか、参考になる部分は多いんじゃないかと思います。
ただ、スターシステムが個人的に嫌いなので、京極堂の妖怪シリーズとか覗き小平次とか四谷怪談とか、同じ作者の他の作品とリンクする話の作り方は好きじゃないです。これは完全に好き嫌いで。CLAMP様の世界の作り方が好きな人には問題ないと思います。
あとは、最後の話であの坊主、絶対女の顔覚えていないと思うけどなあ…。私があの坊主だったら覚えてないです。本当に悪い奴というのは、悪いことしているという自覚が薄いんですよ。女の顔を覚えている時点で、結構いい人なんじゃないかと思いました。京極先生も宮部先生もいい人なので、そういうところにお人柄がにじみ出ます。
でもシリーズはずっと拝見させていただく所存。次の文庫落ち(最近新刊が出たばかりなので数年後)も楽しみにしてます。※あれ、四月に出たばかりなのに…。重版待ち中?

アニメ新番組の13。
・おおきく振りかぶって…原作は一応(漫喫で)一回は読んでいるんですが、しっかり覚えていないので断言はできないものの、原作に忠実にやってる気がします。原作と同じだったら原作読めばいいじゃん派なので、特にアニメについて言うことはないかなあと思います。阿部くんの声が結構大人っぽくていい声です。
告白シーンで地震速報が入ったのは笑った…。一部地域で大地が震撼したんでしょうねw
・ギガンティック・フォーミュラ…設定がなんだかいろいろなところで見たことがあるような…。アレとかコレとか、具体的に名前をあげることができそうだというのはいかがなものかと思います。たくさんのメカをデザインしたいがために、あとで設定作ったような感じがします。別にそれでもいいんですが、もうちょっと独自色というか工夫が欲しいカンジ。
絵もあまり好みじゃないなあ…。「キディグレイド」や「うた∽かた」は嫌いじゃなかったのに、だいぶ変わった感じがします。

「大きく振りかぶって」は6/27発売。初回版は原作者描き下ろし収納BOX、野球カード。

「機神大戦ギガンティック・フォーミュラ」は7/27発売。初回版は収納BOX、ドラマCD、キャラクターカード等。

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Comments

今期大当たりの一角「おお振り」。
根性とか青春だけじゃなく、技術論を表現してくれてるのが
野球好きにとってはうれしいとこ。作者女性ですよね?なのに天晴。

Posted by: とぷかぷ | May 29, 2007 at 01:56 PM

最近女性で野球書く人多いですよね。「バッテリー」のあさのあつこ先生とか…。昔から野球やサッカーに妙に詳しい女子の友人はいましたけど、最近はまたムーブメントが来ているのかもしれません。

Posted by: ちー | May 30, 2007 at 04:50 AM

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