disc7×例の第十三席
disc7拝見。B子たん年季明けから電撃結婚、急に売れっ子タレントになりぎくしゃくした新婚生活の始まり…の巻。慌ただしい展開です。
見所はやはり暮れの騒動ですね。3兄さんルームシェアを持ちかけてましたが、当時どんな部屋に住んでいるかよく覚えていなくて…。2兄さん破門騒動の時に出ていて、あ、ここだったか…と思ったんですが、振り分けでもなんでもない普通のマンションです。ルームシェアなら、振り分けじゃないとマズイだろう…。てか、あの時「ホンマのこと言うわ…」のあと、「好きや」と言っていたら、OKはもらえないにしても、少しは本気にしてもらえたのでは…と思います。
神社でぼーっとしていたのが自業自得とは言え可哀想…。当て馬にされたあげくに謝ってももらえてないのは、多分B子たんにはてんで本気にされてなかったということですな。4兄さんじゃなくても気の毒で蕎麦奢りたくなります。
それで年明けの結婚式で、当時は見逃していた膝枕に頭ぽんぽんですよ。蕎麦奢ったくらいで急速に距離が縮まったとは思いませんが、多少近くなるような何かがあったに違いない! と、妄想。多分大晦日が終わってしまったせいで近くの蕎麦屋が全部閉まり、仕方なくコンビニでカップ蕎麦か何かを買って、どちらかの家に行って「ホンマに兄さんは間が悪いですね」「うっさいわ」とか言い合いながら蕎麦啜っていたのではないかと…。多分マンションじゃなくて中華屋の方で、この時泊まったことで3兄さんが後々中華屋へ転がり込むという発想ができたのではないかと…。
なんかちりとては、こういう「書かれていない時間」に何があったか想像させる余地が多いというか、行間が多いというか…。「奢りますよ」の数日後に、ちょっと仲良くなったような描写がさりげなく入れてあるだけで、間を想像してしまうではないですか! 本当に上手いな!
そして腐目線ができてしまうと、レポーターが取材に来た時に、4兄さんが「触るなブス」と言ったのは、当時は気安く肩に触られたことが気に入らなかったのかと思っていましたが、今ではあのレポーターが3兄さんに失礼な真似をしたのが気に入らなかったのかと思えてきました。
なんとなく4兄さんが3兄さんを愛し始めた時期は、一緒に住んでもがきながら下手な落語やっていたのを間近で見ていて、自分も苦しいと思い始めた頃ではないかと思っていましたが、やっぱり暮れの蕎麦かなあという気もしてきました。3兄さんがブイブイ言っていた頃は間違いなくアホでうっとうしいと思っていたと思いますが、暮れの誰が見ても望み薄なことに一生懸命になっている様子は、アホで可愛らしいと見えてきたのではないかと。
まあ、そんなことどこにも書いてないので、自分の想像ですが。大体このドラマ、ナレーションで心情とかそんなに説明しないし、そういう部分は見ている人に丸投げして進むわけで…。実に二次創作向きなのを再確認。
例のアレ第十三席。なんか一ヶ月経ってます。一ヶ月って早いなあ! デジアシしたり入稿したりしていたからか…。そして、未だに夏祭はどうするか決まってない…。
「ようこそのお運びで、ツンデレ亭B子です。
私もクイズ番組にはいろいろ苦い思い出があるでぇ、あまり人のことは言えんのですけど、ホンマにおもろいですわ、クイズ番組て。タレントさんの素の顔が見られる言うて、視聴者のみなさんにも受けがええようですね。
2兄さんに引き続き、3兄さんと4兄さんが出たやつもえらい評判でして。なんや4兄さんの発言がゴールデンには不適当やいうことで放送ではカットされたらしいんですけど、カットすな言う苦情も仰山来たそうで…。なんでカットされたこと視聴者が知ってるんや、事前に情報漏れてたんやないかっちゅうことで、関係者には改めて守秘義務について厳しい言われましてな…。2兄さんは夢にも自分のことやとは思わへんかったみたいで、神妙な顔して「仰る通りですわ、守秘義務は大事にせんと!」なんて言うてはったけど、ホンマに2兄さんって…天然…やねんなあて思いました。
とりあえず視聴率も良かったらしくて、またツンデレ亭が呼んでもらえまして…。今度は私も頼み込んで見学さしてもろうたんですけど、残念ながら4兄さんは何を言い出すかわからんさけ、外されたみたいで、代わりに呼ばれたんがなんと…。
「底抜け、ドボンクイズー!」(※拍手)
「はい、お待たせしました! 底抜けドボンクイズ、解答者が三問中二問正解すればセーフ、逆に二問間違えるとパートナーの足下が開き、下のプールに落ちる仕掛けとなっております。本日のゲストは四代目ツンデレ亭3師匠と、ツンデレ亭1師匠です!」
「どうも~! そ~こ~ぬ~け~に、お待たせいたしましたがなッ!」(※拍手)
「なんやこれ、おかしいんとちゃいますか…」「え、なんですか1師匠! 聞こえませんけど!」「あの俺、3とはなんの肉体関係もないんですけど!」「は?」「なんで俺が呼ばれとるんですか?」「はい、ツンデレ亭の中で、一番浮きやすそうや言うことで…」「どうせそんなこったろうて思いましたけど…」
「よろしいですか? それでは進めさせていただきます。えー、今回は、全問落語の問題、つまり、全問がサービス問題となっとります! プロの落語家さんに落語の問題を出すわけです。出来て当たり前、、もし出来へんかった場合…」「出来へんかった場合…?」「3師匠には3の大名跡を返上してもらい、小3に戻ってもらいます」「えええ~! そ、そら殺生や!」「あっはっは! こらええわ、頑張りや、3」「そして1師匠には、大阪府からもらった表彰状を返納していただきます」「なっ…! なんでやん! 俺関係ないやん!」「すみません1兄さん! 俺のせいでせっかくの名誉を…」「おい、何今から謝ってんねや! 早いわ! ちっとは頑張ろうっちゅう気ィはないんかい!」
「大丈夫です。今回は3師匠に問題を読んでもらい、それを1師匠に答えてもらういう形になっております。上方一の勉強家と言われた1師匠のことですさかい、全問正解も夢やないですよ」「そうか、それなら安心…って、それでなんで俺が台の上に立ってんねん? なんで答えるんも落ちるんも俺なん?」「はい、では早速第一問!」「ちょっと待てやコラ!」(※ジャン!)
「では3師匠、問題をどうぞ!」「これを読めばええんですか?…ええと(咳払い)、落語で、ずるがしこい男が自分の犯罪を人に押しつけて、なおかつ大金をせしめようとする話は、算段の、何?」「…平兵衛?…あれ、この問題前にもやってへんかったか?」「正解です!」(※ファンファーレ)「何? 一体どういうこと…?」
「良かった、1兄さん! これなら安心ですわ!」「続いて第二問どうぞ!」「よ~し、サクサク行くでえ! え~、谷間の…てきにどきを投げる山はどこ?」「敵に土器? いくさでもあんのか? 縄文式か弥生式か?」「え? さあ…。そこまでは書いてへんです」「はい、残念、時間切れです!」(※ブー)
「正解は、『愛宕山』です!」「愛宕山!?…って、あ、あ、あああ!」「なんですの、1兄さん。俺、全然意味わからへんのですけど…」「アホかお前は! 土器って書いて『かわらけ』て読むんじゃ! かわらけ投げすんのは、愛宕山やろが! それに谷間の敵やないわ、的(まと)や!」「え、そうなん!?」「そうなん? 言うとる場合とちゃうやろ! お前愛宕山は師匠に稽古つけてもろうとったやろが! なんで間違えんねん!」「せやかて兄さん、俺口伝えで稽古しとったさかい、土器がかわらけて読むやなんて知らんかってん…」「知らんかってん、やないわ! 稽古場に本とか資料とか置いてあったやろうが! ちっとは勉強せんかい、このどアホウ! てか、的くらいちゃんと読め! 小学校四年生で習う漢字じゃ!」
「はい、期待通りの展開になっているところで、最後の問題です!」「期待通りて!」「これに答えられないと、1師匠は哀れ土左衛門、膨れた水死体に!」「失礼やな、お前!」「責任重大ですよ3師匠、さあ、問題を!」「ふえええ…」「泣いとる場合ちゃうわ! しっかりせえ!」
「ひっく、みょ、みょうちょうのまつご、うま?む、りゅうがへん、へん…した、わらふ?の一遍が元ネタで、江戸ではの…にし、しと呼ばれる演目は何?」「なんの呪文やそれー! パルプンテかっ!」「すんません、すんません!」
(※ブー)「はい、残念でした! 正解は明朝(みんちょう)の末期(まっき)、馮夢竜(ふうむりょう)が編纂(へんさん)した『笑府(しょうふ)』の一遍が元ネタで、江戸では『野晒し(のざらし)』と呼ばれる演目は何?、正解は、『骨釣り』でした!」「一個も読めてへんやないかボケェ!」「す、すんません!」「では足下、開きまーす!」「うわああああ!」(※ドボーン)
「1兄さん! 大丈夫ですか1兄さん!」「……」「兄さああん!」「…………ぶはっ!」「お、さすが浮くの早いですね、1師匠」「……」「すんません、ホンマにすんません、1兄さん!」「それでは小3師匠には、これから1師匠の家に返納する表彰状を取りに行ってもらいます」「い、いやや! 堪忍して! てゆーか、もう俺小3って呼ばれとる!」
「おい、小3…」「兄さんまで!」「お前、4とこのぼんと一緒に、一年生からドリルやり直せ…」「せめて四年生にしてください、兄さん! 大人のプライドが!」「一年も四年も一緒じゃボケ! 4にも俺からよう言うとく…。もう、小3のことはあいつに任せたわ…。小3なんか、4の好きなようにされればええんや…」「見、見捨てんとってください、1兄さん! 兄さんが俺らのことよう思うてへんて思えばこそ、4も少しは大人しいしてるんやさかい、ここで筆頭弟子の兄さんにお墨付きなんか出されたら、どえらいことに…」「えーと、お話中恐れ入りますが、それはどういう意味でしょうか小3師匠…」
「カーット! カット! カメラ止めろー!」
なんやまた、えらいことになってもうて…。多分1兄さんが水に落ちたとこか、ドリルやり直せのとこで放送は切れる思いますわ。
みなさん、おわかりやと思いますけど、このことはどうぞご内密に…。ブログとかに書かんといてくださいね~。もちろん、TV局に抗議言うんもなしで。この裏高座、長いこと続けて行くための、私とお客さんのお約束、言うことで…。よろしゅうお願いしますね。
それではまた、次の高座でお会いしましょう。ごきげんよう、さようなら」


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